2022.02.14
どこに相談すればいいかわからない
1.どこに相談すればいいか、わからない時は
2.本当にあった相談事
3.ご依頼エピソード
4.料金の出し方
1.どこに相談すればいいか、わからない時は
どこに相談すればいいかわからない困り事の解決こそが便利屋の仕事と言えます。
そもそもどこに相談すればいいかわからない困り事が出来た場合どうされますか?
例えば、家の横の路地で猫が死んでいたとします、ネットで検索すれば出てくるのは
お役所のホームページが多いです。
それで電話してみると自宅内の死骸は回収できませんと言われます。
そこで更に調べると専門にやってくれるところはそもそも有りません。
ならば便利屋さん、何でも屋さんしかないのではとなります。
便利屋はそもそもどのような作業をするかは、はっきりと決まっていません。
何かを専門的にやっている訳でもありません。
便利屋の仕事とは・・・、
どこに相談していいのかわからない困り事
他ではやってくれそうにない仕事
他人には知られたくない相談事
とにかく困った事
などなど、
長い人生においては必ず悩み事や困ったことは出てきます。
人それぞれ悩み事は違いますし、急にやって来ます。
そんな時は、ぜひご相談いただければと思います。
2.本当にあった相談事
本当にご依頼があった相談事です
・どうしても見つからない書類をいっしょに探してほしい
・飼っていたインコが行方不明になったので探してほしい
・長期に他県にいるのでポストに入っている郵便物を送ってほしい
・駅前に停めていて撤去された自転車を取りに行ってほしい
・事故にあった自転車を道路に放置したままなので取りに行ってほしい
・途中までのジグソーパズルを完成させてほしい
・退職するので感謝の手紙を考えて作ってほしい
・入院したのでどうしても食べたい○○を買ってきてほしい
・上司になっていっしょに得意先にあやまりに行ってほしい
・鍵が掛かった部屋の鍵を壊さずに何とか開けてほしい(鍵屋さんでも開けられない鍵)
・〇〇神社に代わりに祈祷しに行ってほしい
・部屋の中に入ったハトを追い出してほしい
・玄関にゴキブリの死骸があって入れないので駆除してほしい
・宝塚に行って〇〇(タカラジェンヌ)の写真を撮ってきてほしい
・運動会に父親の代わりに競技に出てほしい
・家の壁の中に落ちた子猫を助けてほしい
・1日買い物をいっしょに付き合ってほしい
・バレンタインのチョコレートを代わりに渡してきてほしい
上記のご依頼は本当にあった事で、すべて解決させていただきました。
どうでしょうか、このようなお困り事はどこに相談や依頼すればいいのかわかりませんね。
悩まれた方がたどり着いたのが便利屋さんなのです。
そんな事いちいち人に頼むのか、お金を払って頼むことか、と思われる方もいるかもしれませんがご本人にとってはとても厄介な困り事も有ります。
3.料金の出し方
料金はどれくらい掛かるかです
水道の修理作業や運搬作業、営繕作業は規定の料金が有りますが、このように料金の出しに
くい作業の場合はどうなるのか。
作業内容によりますが、大体は掛かる時間や経費(交通費等)で出すことが多いです。
作業によってはやってみないと分からない作業も当然ありますので、その点は事前にお客
様と相談の上ご納得いただいた上で行います。
費用相場自体が無い作業である場合はお客様もどれくらい掛かるのか不安ですね。
もちろんお客様からしたらいくら払ってでもいいからやってほしいとか、
今すぐなんとかしてほしいとか金額の問題では無い、切羽詰まった状況の方もいられます。
作業によっては付加価値を付けさせていただく場合もあります。
例えば、死骸を駆除したり、汚れる作業や遠方まで行かなければならない場合や事前の準備が必要な作業などです。
大体は時間作業で計算する場合が多いですが、当然お客様の予算もありますのでしっかり
打ち合わせした上で行います。
4. ご依頼エピソード
本当に依頼のあったご依頼を紹介します
ある若い男性から駅前に止めていた自転車が撤去されてしまい、市の保管場にあるので代わりに取りに行ってほしいというご相談です。
自転車を取りに行くとなれば、市に払う保管費と当店がいただく作業費を合わせると1万円程度掛かってしまいます。
1万円掛かるのであれば自転車買える値段だったのですが、
その自転車には思い入れがあり、どうしても乗り続けていということなのです。
その自転車は母親が中学の通学に使うために、買ってくれたもので母子家庭でお金に余裕が無いのに買ってくれた自転車だからどうしても手放したくないという理由でした。
別の話しでは、ジグソーパズルを完成さてほしいというご相談がありました。
これはご本人ではなくご家族の方からの依頼でした。
ジグソーパズルが好きだったご本人さんががんを患い、入院されて日に日に体が弱っていかれてまだ半分しか埋まっていなかったので何とか完成させたものを見せてあげたいということです。
実はこの依頼は正直悩みました。どれだけ時間がかかるか分かりませんし、完成させることができるかどうかです。
幸い完成させることが出来て、ご本人さんも喜ばれていました。
しかし残念ながらその10日後にお亡くなりになりました。
便利屋の仕事をやっていて思うのが、ご依頼された方のそれぞれの深い思いを知ることが多いです。
ですから受けたご依頼は出来る限り精一杯やらなければいけないと思っております。
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