模様替えや部屋間の家具移動の大変な作業なら便利屋さんが得意です。

1.室内での家具移動について
2.違う階への家具移動について
3.家具の吊り上げ・吊り下ろし作業について
4.婚礼家具の分解・移動作業について


1.室内の家具移動について

 「大きなタンスを別の部屋に移動させて欲しい」、「カーペットを敷き替えたいので一時的に家具を移動させて欲しい」、「部屋をリフォームするので、別の部屋に家具類を移動させて欲しい」こんな時はどうされますか?


独り住まいの方や高齢者の方などは、タンスなど大きく重い家具を動かすのは大変です。
引越しほどでは無い、家の中での家具の移動はどんな業者に頼めば良いでしょうか?

家具移動はどんな業者ができるのか

まず浮かぶのが、引っ越し屋さん、運送屋さん、家具屋さんぐらいでしょうか。

でも便利屋さんが一番よく家具移動の作業をされているようです。
 家具一点から、部屋の模様替えなど沢山の家具を移動させるのは便利屋さんの得意分野です。

その理由として、料金が時間作業なので予算に応じた内容を頼みやすいからです。
大きな家具を優先的に移動させて、時間が余ればその他の家財を動かしてもらうことが出来ます。


家具を移動させる時に、スムーズいかない場合が多いですが、便利屋さんなら色々な状況に対応してくれます。

 例えば、手すりがあるから通れない場合は、手すりの脱着が必要となります。
壁についている照明やドアクローザーの付いている扉の取外し、取り付けなど家具移動以外に経験豊富な
便利屋さんなら様々対応が出来ます。

 室内での家具移動のポイントは

室内の家具の配置は、実際に配置してみないとイメージがつかめない場合があります。
そのため移動、設置などの際にはお客様に確認しつつ進めさせていただきます。

 クローゼットタイプの洋タンスを動かす場合は、中身が詰まっていると重たくて動かないので、事前に中身を空にしていただければ時間短縮できます。

家具を移動させる場合、家具本体や壁や床に傷が付かないように家具や床に養生をいたします。この養生をきちんとやってくれるかどうかが業者選びのポイントなります。

 充分に気を付けて作業していても、事故は起こります。
対策として養生はするか、万が一に備えて損害保険に入っているかの確認が重要です。 

室内での移動の特に注意すべきポイントは

・通販などの、組み立て家具の場合は耐久性が弱く移動が出来ない場合が有ります。

・実際に家具を移動させる場合には、事前におおよその目安の作業時間は出せますが実働時間は作業をやってみないとわからない場合もあります。

・作業料金の出し方は、業者により違いますが家具1点でいくらという出し方と実際の作業時間で出す計算方法があります。

 ・作業時間で出す料金であれば、作業者により時間に差が出てきます。

経験豊富な業者さんにやってもらうのが当然作業時間も少なく済みます。

2.違う階への家具移動について

 「2階に子供部屋を作るのでタンスを1階に移動させたい」、「1階に介護ベッドを置くのでタンスを2階に上げたい」、などのきっかけで業者に依頼される方は多いのではないでしょうか。

 またベッドやタンス、マッサージチェアなどの大きくて重い物は、狭いスペースである階段を運ぶのは大変困難です。

 違う階への家具移動のポイントは

室内の移動と同様に特に階段など狭い場所で移動させる場合は、家具や床などに傷が付かないように保護する養生が重要です。

経験豊富な業者であれば、家具や室内の壁、床を養生する専用の道具がありますので、安心して依頼が出来ます。

階段の手すりの取外しや取付けが出来るか、照明器具の取外しや取付けが出来るかなど事前の見積りや調査の際に確認が必要です。

3.家具の吊り上げ・吊り下ろし作業について

 タンスなどの大型家具や冷蔵庫などの大型家電、ベッドのマットレスは1階から2階(2階から1階)へと移動させたくても階段が通らない場合があります。引越しの時に、2階から吊り上げたという場合はなおさらです。 

吊り上げ・吊り下ろし作業のポイントは

吊り上げ・吊り下げ作業の場合は、必ず複数作業者で行います。
基本的な作業人数は3名です。上階に2名、下階に1名となります。
ただし家具・家電によっては重量がある物は、4名体制で作業する場合があります。

 吊り上げ下げの特に注意すべきポイントは

家具が上階に吊り上げ作業が可能かどうか不明の場合は、必ず業者に現地を見てもらいましょう。

家の状況や、階下の状況により不可能な事もあります。業者さんの無駄足にならないように確認しましょう。

・外から家具を家の中に入れるための、大きな窓やベランダが有るかどうか?

・1階から吊り上げるだけの、地面スペースが有るかどうか?

・吊り下ろす場合に、階下にカーポートや障害物が無いかどうか?

 

 

4 .婚礼家具の分解・移動作業について

代表的な婚礼家具は、3枚扉のクローゼットタイプの洋タンスと着物を入れる上下に分かれる整理タンスがあります。 

婚礼家具移動の作業ポイントは

婚礼家具の代表的なもので、3枚扉の幅120cm近くある大型の洋タンスは分解できるため、工具を使って分解します。

分解することにより、そのままでは移動が出来ない家具も移動が可能となります。クローゼットタイプの婚礼家具は、扉も外れるものも有り重量も軽くなりより安全に移動できます。

また上下2段になっている着物の整理タンスは分解が出来ませんが、引出しをバラバラに運ぶことができますので、衣類を中に納めたまま引出しごと運ぶことが可能です。

 婚礼家具の特に注意すべきポイントは

婚礼家具は分解できない場合は、階段が通らず外からの吊り上げ作業になる場合もあります。事前の確認が必要となり、作業人数等が違うので料金も変わってきます。

 

このように家具移動と言っても、家具や家の状況によりやり方や料金も変わってきます。

やはり経験豊富で、料金が明確で大切な家具を丁寧に親身になって相談に乗ってくれる業者さんにやってもらうのが一番ですね。

 引っ越し屋さん、運送屋さんなど家具を扱う業者さんもいますが、便利屋さんは特に家具移送の経験豊富な業者さんが多いので相談されてはいかがでしょうか。

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