2022.04.29
庭の草取りや草引きの掛かる費用相場と業者選びの注意点
1.庭の草取りに掛かる費用相場は?
2.草取りの業者に依頼する場合の注意点は?
3.草取りや草引きを依頼する最適な時期は?
まず、根本的に草を除去する方法には大きく二つに分かれます。
草刈りと草取り(草引き。草むしり)です。
草刈りは、あくまで土の上に生えている表面の草だけ刈り取ります。
主に空地など面積の広い場所を刈り払機という機械や鎌を使ってばっさりと草を刈り取るだけですので作業時間は短くすみます。
根はそのままですので当然、草はすぐに生えてきます。
草取り(草引き、草むしり)は、手や草取り道具を使って根から引き抜きます。
草刈りと違い根から
ガーデニングや庭作り、貸農園などで花を植えたり育てたりするのは楽しいですが、厄介なのは何度抜いてもすぐに雑草が生えてくるのはめんどうですね。
特に真夏の時期はつい草取りに夢中になり、熱中症になる危険もあります。また腰やひざを痛めていると長時間しゃがむのはとてもつらいです。
雑草の草引きは3坪ほどでも1,2時間は取られてしまうので大変時間の掛かる作業です。
1.庭の草引きに掛かる費用相場は?
それでは草取りを業者に依頼するとどれくらい費用がかかるのでしょうか。
まず草引きや草取りはどんな業者さんがやってくれるのでしょうか。
草取りを専門にやっている業者さん自体はほとんどいませんが、やはり植木屋さんが浮かぶと思います。
その他はシルバー人材センターや便利屋さんが多いようです。
植木屋さんやシルバー人材センターは年配の方が多いので、同様に草取りは大変なのが分かっているので夏場はされていないとか草引きだけの依頼は断れるケースもあるようです。
料金の出し方は
料金の出し方は、1㎡でいくら、1時間でいくらというように面積か時間で出す方法が多いです。ホームページに掲載されている料金はあくまで目安です。
実際には雑草の生え具合によって変わってきます。スカスカに生えている雑草と密に生えている雑草では当然かかる時間が違います。
また雑草の種類によっても変わってきます。ドクダミは根っこから引き抜くのは難しく、プチプチとすぐに切れてしまいます。
また、雑草をどこまで引くかによっても作業量が変わってきます。小さな雑草まで引くのとざっと引くのではかなり作業時間に差が出ます。
その点は、業者さんと相談しなければ思っていたより雑だとか、丁寧にやってくれるのは良いが時間が掛かり、費用が高くつく場合があります。
料金の目安は
2022年4月時点での料金
・ホームページでの掲載料金(税別)抜粋
業者 草むしり料金(税別)
・某植木屋 1㎡ ¥2,000~
・某草引きサイト 1㎡ ¥830~
・某便利屋 1時間 ¥3,000~
・シルバー人材センター
1人1日(6時間)¥7,600~
・大手お掃除チェーン
20㎡以内 ¥16,000~
上記の金額のほかに各社それぞれ条件や諸経費がかかったりします。基本の作業代以外に、出張経費、雑草処分代等です。
また、最低作業面積や2名以上で作業するのが基本とか、シルバー人材センターでは真夏はやりませんとの条件があったりしますので事前の確認が必要です。
サイトに掲載されている料金はあくまでも目安ですので、現地を実際に見積りしてもらう方が良いです。
実際見てもらうと、料金がまったく違う場合が多いと思う方が良いです。
業者によっては、1時間以内でで終わるような草引きや草むしりは商売にならないレベルで5,000円から7,000円となります。
なのでわざと高い金額を言ったりする場合がありますが、これはお断り値段というものですね。
またどのようなサービスもホームページやチラシ、広告には最安値を掲載するのが当たり前の事です。
最初から、ここの業者は安くやってくれるという先入観は持たない方が良いです。
基本は現地を見てもらう方が一番ですが、面積が狭い場合はわざわざ見積りに来てもらうのが面倒であったり、申し訳ないなということも有りますので、
問合せで現地の画像を送ったり、できる限り正確に要望を伝えた上で作業を依頼しましょう。
2.草取りの業者に依頼する場合の注意点は?
草取りは庭だけではない
・駐車場の脇や入口付近
・家の周りの通路
・空地の草取りと廃棄物処理
・家の壁面のツタ除去
雑草が生えているところはどこでも草取りをやってくれますが、業者により対応や料金に差が出てきます。
あとは、現地の状況により大きく変わるという事です。
草取り料金や作業時間のポイント
※作業に時間が掛かる草取り
・ドクダミなど根の深くはっている草が多い
・芝生や砂利の中に生えている草取り
・とにかく固い土に生えている草取り
・小さい草がびっしり生えている草取り
以上は、3坪ほど(10㎡)の面積でもとても時間がかかります。
1人で3時間はかかるでしょう。
※作業に時間の掛からない草取り
・その逆で、庭に草がぎっしり詰まっていない。
・土が柔らかく、道具が普通に使える。
上記のような場合、3坪ほど(10㎡)の面積でも一人で2時間もかからないでしょう。
また、慣れた業者さんであれば作業時間も短くします。
シルバー人材センターは、料金が安い気がしますが、若い作業員なら半日で終わる作業をシルバーさんは1日掛かりということも有ります。
草取りに慣れた植木屋さんや便利屋さんは時間で料金計算する場合が多いです。
時間計算でやる場合も作業する人の能力や体力によりスピードに差が出ます。
また面積で料金計算でやる業者さんも草むしりの程度に差が出る事も多く。
小さな雑草を残したり根は残している場合があったりと完成度に差が出ることは多いです。
ポイント事前に仕上がり程度はどれくらいか、予算内でどこまでやってくれるか、要望通りにやるとどれだけ料金が掛かるかの事前相談が必要です。
3.草取りや草引きを依頼する最適な時期は?
最適な時期は
草むしりや草引きは根から抜いても、小さな草やすべて取るのは難しいので、すぐに雑草は生えてきます。
ですが、草取りする時期を選べば多少は長く雑草の無い状態を保つことができます。
・雨が降って地面が柔らかく一気に伸びる6月頃
・冬が終わり、草が伸びだしてくる3月頃
この時期は雑草が入る前に抜き取れば良いので、草取りを業者に依頼するのにおすすめのタイミングです。
ただし、植木屋さんなんかは4月以降から12月繁忙期になりますので草取りだけですと断られたり、数カ月後になりますので早めの予約が必要となります。
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